原作漫画版 登場人物① (第1章~第5章)

 

原作漫画版 登場人物②※文字をクリック

原作漫画版 登場人物③※文字をクリック

 

●番場蛮

 

主人公

土佐の快男児。漁師の家に生まれ、幼き頃に海で父を失う。球界の王者である巨人軍を父の命を奪った「でっかいクジラ」と重ね反発するが、その自分をも受け入れた懐の深さを知り「侍は己を知るもののために死す」と決意、徐々に衰えつつある巨人軍の為に生きると決意する。明るい性格で周囲からは「蛮ちゃん」と呼ばれる。


●八幡太郎平

 

蛮の先輩であり無二の親友

土佐嵐高校の先輩で蛮より先に投手として巨人へ入団する。誠実な人物だが臆病な性格と実力不足から二軍生活が続いていた。球団に蛮の練習台としての価値のみ認められている事に葛藤するも、やがて打者としての才能が開花する。

 

●川上哲治監督

 

巨人軍監督

前人未到の6連覇を達成した大監督。だが勝利の栄光の中から秘かに芽生え始めた敗北を予感し、次世代の巨人のために「サムライ」が欲しいと考える。勝利のために時には非情な決断も下す。蛮より一枚も二枚も上手であり、人間的な器も大きい人物。

 

●長島茂雄

 

巨人軍選手

「ミスター・ジャイアンツ」と称される球界の至宝。年齢から来る衰えは隠せず限界説が囁かれるも、その熱く燃える姿は蛮に多大な影響を与える。川上監督は時期監督に長島を想定しており、そのためにも「サムライ」が必要と考える。

 

●王貞治

 

巨人軍選手

日本が世界に誇るホームラン王。その特徴的な「一本足打法」は他球団の脅威となる。情に厚く、投手としての欠陥を知りショックを受ける蛮を励まし立ち直らせた。長島と彼の打線はON砲と呼ばれる。

 

●眉月光

 

蛮のライバル

蛮と同郷の竜王学園高校野球部キャプテン。「希望のプリンス」としてヤクルトアトムズ(1974年からスワローズ)へ入団した天才打者。一見クールな印象だが、その内面は熱く蛮と激闘を繰り広げる。理香と親しく蛮にとっては恋のライバルでもある。


●ウルフ・チーフ

 

蛮のライバル

ロサンゼルス・ドジャースの秘密兵器。インディアンの血に誇りを持ち、殺人スライディングを始め荒っぽいプレーで対戦相手から恐れられる。日本のサムライとの対決を熱望し来日、阪神タイガースへ入団する。

 

●大砲万作

 

蛮のライバル

飛騨の山奥で木こりとして生き、大家族の生活を支えてきた心優しい男。蛮と八幡に雪男と勘違いされる程の巨漢で、厳しい自然環境の中で鍛えられた桁外れの筋力を持つ強打者。後に中日ドラゴンズへ入団する。

 

●不二立彦

 

蛮のライバル

大洋ホエールズに入団した新ライバル。飄々とした人物で本心が読めない男。高い身体能力を買われプロレス界からもスカウトされた。大回転魔球を見事攻略するも渾身のストレートに破れる。

 

●明智学

 

蛮のライバル

広島カープに入団した新ライバル。T大学出身の秀才で、世間を見下す嫌味な性格。非力だが常人には理解不能な難解な方程式で独自の野球理論を確立し、強打者とタッグを組み蛮に挑む。

 

●ポポ・エンリコ

 

蛮のライバル

ウルフと入れ替わるように阪神タイガースに入団した新ライバル。攻・守・走いずれも優れる「黒い秘密兵器」だが、蛮との本格的な対決が描かれることなく作品から姿を消してしまう。

 

●太刀風兵庫

 

蛮のライバル

殺人剣法「血風流」第25代。優れた剣術で名を上げようと自らプロ球界に売り込み阪神タイガースへ入団。天才故に傲慢且つ野心家であるが実力は本物であり、必殺の「介錯人殺し」で蛮を追い詰める。

 

●美波理香

 

本作のヒロイン

土佐嵐高校の上級生で地元の大網元の娘。蛮の憧れの女性で、後に東京の大学へ進学する。蛮が巨人入団を決意するヒントを与えたのも彼女である。親の会社の経営が危うくなった事で銀行頭取の息子と政略結婚する事となり、蛮の前から姿を消す。

 

●野村克也監督

 

南海ホークス監督兼選手

優れた分析力、指揮力でチームを率いる。ハラキリ・シュートの誕生に関与したのも、誰も気付けなかった弱点を見抜き、直接破ることなく封印に追い込んだのも彼である。勝利を最優先し、非情の指示も躊躇なく下す強敵。

 

●梶原一騎

 

劇画原作者

巨人軍の番場選手の活躍は漫画やテレビ化されており、その原作を手掛ける。1974年の巨人軍宮崎キャンプに取材に訪れ、ONと談笑している姿を八幡が目撃する。作品内外の人物として度々登場。

※宮崎キャンプ訪問シーンは単行本未収録

 

●井上コオ①

 

漫画家

「少年ジャンプ」誌上で巨人軍の番場選手をモデルにした漫画を連載する。1974年の巨人軍宮崎キャンプの取材に原作者と一緒に登場。ペナントレース中も頻繁に球場を訪れているようである。

 

 

●井上コオ②

 

漫画家

巨人戦で観客席にいる姿が頻繁に目撃される。①とキャラ造形が異なり、作品内でキャラクター名が明かされることはなかったが同一人物と思われる。

「KO」と文字がプリントされた服を着用することが多い。

 


 

第1章「曙の章」登場人物

 

●TBK TVアナウンサー

巨人の6連覇を目前としても慎重な試合運びの川上野球を絶賛する。

●野次る観客たち

勝利を目前としても慎重な川上監督の采配に猛烈な野次を飛ばす。

●サムライ

これからの巨人にはサムライが必要なのだと語る川上監督の言葉を聞いた長島のイメージ。

●優勝祝賀会の司会

六連覇を達成した巨人の祝賀パーティーの司会を務める。

●正力亨オーナー

巨人軍オーナー。優勝祝賀パーティーで「ジャイアンツバンザーイ!」と喜びを爆発させる。

●青田昇

川上監督の現役時代、「ジャジャ馬」と呼ばれた名選手。今の洗練された巨人に欠けている「サムライ」後に大洋ホエールズのヘッドコーチに就任。

●千葉茂

川上監督の現役時代、「猛牛」と呼ばれた名選手。青田昇選手と同じく今の巨人に欠けている豪快さを持つ。

●土佐嵐高校女生徒

蛮に声援を送る女生徒たち。全員ノリが良い。蛮に「やかまし~い」と怒鳴られる。

●四国高校投手

土佐嵐高校の対戦チームの投手。顔面近くに失投してしまったボールを避けない蛮に恐れを感じる。

●審判①

土佐嵐高校対四国高校の試合の審判。明らかに死球を受けた蛮本人がそれを否定し対応に困る。

●土佐嵐高校生徒

対四国高校戦での蛮の豪快なホームランに大喜びする。

●四国高校野球部監督

蛮の制御不能のコントロールに部員達が恐れをなし対応に苦慮する。

●代打を拒否する部員

打席に立てば死球間違いなしの状況で「あたい死にたくない」と代打を拒否した四国高校野球部員。

●蛮の父親

回想で登場。腕利きの漁師であったが、突然現れた大クジラに漁船を破壊され帰らぬ人となる。

●蛮の母親①

長年の苦労から体調を崩している。まだキャラクター設定が確定しておらず、後に登場した際と容姿が異なる。

●蛮の母親②※第7章〜

無事に体調が回復し元気になった姿。巨人軍選手となった蛮を娘ユキと共に心から応援する。

●番場ユキ

蛮の妹。生まれたときは既に父は亡く、蛮と共に母に育てられた。明るい性格で後に海女として働き、母との生活を支える。

●大クジラ

蛮の父親の命を奪った「どでかい山のようなクジラ」その巨大な背びれで父親の乗った漁船は破壊されてしまった。

●漁師たち

蛮の父親が大クジラに襲れるのを目撃した他の船の漁師たち

●網元の漁師たち

美波理香の親である網元の下で働く漁師だが人相も態度も悪く蛮の怒りを買う。

●稲尾和久

金田と並ぶ大投手であり西鉄ライオンズ黄金時代の中心選手の一人。漁師の子で幼い頃から櫓をこいで鍛えられた足、腰が大成の秘密と言われる。

●四国予選のアナウンサー

甲子園出場を賭けた決勝戦の実況を担当する。蛮のホームランとノーコンによる自滅を高いテンションで伝える。

●四国タイムス記者

読売ジャイアンツが昭和46年度ドラフトで蛮を指名したことを実家に伝えに来たが、頑なに入団を拒む姿に呆れる。

●シンデレラ

読売ジャイアンツご指名の蛮を「四国球界のシンデレラ」と記者が例えるが、蛮は「死んでいらあ」と勘違いして怒る。

●坂本龍馬

明治維新の英傑。理香曰く「土佐の生んだ英雄二人」のうちの一人。

●モリ師の丹治

元治年間、土佐が日本一のクジラ捕りの漁場であった頃の伝説的モリ師。クジラに飲まれてもモリを手放さず腹を食い破り出てきたとされる。

●二軍投手

蛮の入団会見時にグラウンドにいた背番号47の投手。球拾いの蛮が投げたボールがノーバウンドで尻に直撃する。

●驚く記者たち

蛮の入団発表を取材。その背番号が死を意味する4であり、蛮自ら希望したと知り驚く。

●二軍選手たち①

型破りの新人・番場を敵視し、事あるごとに衝突する。意地の悪い人相が多い。

●山中鹿之介

「我に苦しみを、七難八苦を与えたまえ」と月に祈ったとされるサムライ

●大丸

大柄な二軍選手。小柄な蛮におぶさりうさぎ跳びの嫌がらせに加担するも、反吐をはきながらも自分を離さない蛮に恐れをなす。

●二軍コーチ

生意気な新人・番場にハードな練習を課す。いつも怒鳴っている印象だが、八幡に蛮の練習相手としての価値のみを認める球団の意向を伝える際は苦しげな表情を見せる。

●金田正一

現役時代400勝という不滅の大記録を打ち立てた大投手。後にロッテ監督に就任する。ノリの良い人物で蛮を人間的に気に入っており、巨人を愛する本心を最初に見抜く。

●怒る国鉄スワローズ選手たち

金田の回想に登場。生意気な金田の態度に怒り、同じチームでありながら敵と化す。

●ブン殴られる選手

背番号22の二軍選手。蛮のトリックプレーに引っかかり、(殴られたも同然の)タッチアウトとなる。

●避けられなかった選手

背番号37の二軍選手。蛮の大ノーコンを甘く見て四球を狙うが、あまりの速球に反応出来ず頭部に死球を受ける。

●トンボ

二軍の紅白戦中にマウンドに飛んできた。蛮に捕まえられる。

●中西太

ONに勝るとも劣らぬ「怪物」の異名を持つ強打者。蛮の打球は全盛期の中西を思わせる威力である。


 

第2章「風雲の章」登場人物

 

●鈴木

巨人軍合宿(寮)管理人。努力も空しく消えていった多くの選手たちの姿を見てきた人物。男の真価はいかに成功したかより、いかに努力したかではないかと熱く語る。

●二軍選手たち②

正月休みを終え、巨人軍宿舎に帰ってきた選手たち。皆テンションが高い。第1章の二軍選手たちと比べ柔和な表情

●初恋のミヨちゃん

二軍選手の一人が田舎で再会した可愛い女性。

●殺人ノーコン改良兵器

蛮の定まらないコントロールを強制的に直すための秘密兵器。鳥居に似た形状で。その隙間を通り抜けなければ自分にボールが跳ね返ってくる。

●武宮敏明寮長

巨人軍寮長。「鬼の武宮寮長」の異名を持つ。いつまでも正月気分が抜けない二軍選手たちを一喝する。

●三原脩監督

ヤクルトアトムズ監督。天才打者・眉月の入団会見で彼のことをONにも劣らぬ「希望のプリンス」であると記者団に語る。

●理香に声をかけた記者

眉月の取材中に理香を見かけ声をかける。翌日には「眉月光の純愛ホームラン」と勝手に恋人と決めつけた記事が掲載された。

●成田空港に集まったファン

巨人軍のアメリカ遠征を応援するため空港に集まったファンたち。奥に転落しそうな男が見える。

●マイアミ・ビーチの男女

バスで移動中の蛮が見かけた「HAHAHA」と楽しそうな雰囲気の男女

●ロイヤルズのファン

カンザスシティー・ロイヤルズのファン。日本野球を甘くみるも、巨人軍の実力は彼等の想像を超えていた。

●ロイヤルズ投手

巨人軍を甘く見ており、ガムを噛みながら投球するも予想に反し立て続けに打たれる。

●柴田勲

巨人軍選手。その俊足でロイヤルズ選手たちを驚かせ、あっという間に一点をもたらす。

●ウィーバー監督

1970年ワールドチャンピオンであるボルチモア・オリオールズ監督。

●ブルックス・ロビンソン

大リーグ1の三塁手と呼ばれる名選手。同じ三塁を守る長島が対抗意識を燃やす。

●フランク・ロビンソン

通算500ホーマーを誇る大リーグきっての大打者。王が対抗意識を燃やす。

●オリオールズ選手たち

全てが日本野球を上回る大リーグの覇者、オリオールズの選手たち

●パット・ドブソン

オリオールズ先発。日本人選手の身体の小ささに戸惑い、ストライクが入らないと口にする。

●高橋一三

巨人軍選手。オリオールズ打線に捕まり猛打を浴びてしまう。

●オリオールズのファンたち

「ハラノ皮ヨジレルウ!」と日本的な騒ぎ方で巨人軍選手を見下す。

●審判②

流血したまま打席に立つ蛮の姿に動揺する。

●ガラガラヘビ

ホルマン球場に紛れ込んできた猛毒をもつヘビ。ウルフに捕まえられ切り裂かれる。

●堀内恒夫

巨人軍のエース。日本球界一の心臓男と称される心の強さを持ち、エースとしてのプライドも高い。

●滝(瀧)安治

巨人軍選手。ウルフの殺人スライディングの最初の犠牲者となる。

●オルストン監督

ドジャース監督。蛮は名前を憶えておらず「お留守番?」と間違われる。

●タイ・カップ

大リーグ史上初の四割打者。強烈な投手返しや殺人スライディングをかける等、荒々しいプレーが特徴

●阿野鉱二

巨人軍選手。本塁でウルフのホームインを阻止すべく立ち塞がるも殺人スライディングにより負傷退場する。

●森祇晶

巨人軍選手。阿野に代わり出場し、ウルフの守備妨害を主張する。

●インディアン

ウルフが二塁に突進する際に描かれたアパッチ族のイメージ

●審判⓷

激突した蛮とウルフの状態を見て慌てて「フタリヲベンチニハコビナサーイ!!」と指示を出す。

●待ち構える報道陣

帰国した巨人軍を待ち構えていた記者たち。眉月の活躍とウルフの阪神入団を伝える。


 

第3章「開幕の章」登場人物

 

●スカウトの男

アメリカに派遣されていた阪神タイガースのスカウト。ウルフに目をつける。

●後楽園に来た親子

昭和46年ペナントレース巨人対阪神第一戦の観戦に来た親子。客が多く入場に苦労する。

●開幕戦アナウンサー

昭和46年度ペナントレースの開幕を声高々に叫ぶ。以降も度々登場。

●ホットドッグ売り

後楽園球場の観客席にいた売り子。

●人相の悪い解説者

巨人対阪神第一戦の解説者。何故か人相が悪い。

●阪神タイガース球団職員

阪神タイガース所属。来日したウルフを歓迎する。

●阪神ファンの男

甲子園球場の阪神対広島戦を観戦していた男「広島なんぞいてまえ~~っ!!」と叫ぶ。

●村山実監督

阪神タイガース監督。ウルフの要望を聞き入れ、「戦エ!」とだけ指示する。

●阪神ファンたち

ウルフの実力を軽視するが、殺人スライディングを目のあたりにし驚く。

●広島カープ選手

ウルフの殺人スライディングの餌食になってしまう。

●戦慄するアナウンサーと解説者

阪神対広島戦を担当。殺人スライディングの威力に言葉を失う。

●東日新聞社ヘリコプター

「ONぶっこわし宣言」で注目を集める巨人対阪神戦を上空から中継する。

●アホな客

蛮の好プレーの意味を理解出来ず野次を飛ばすが、他の客は真逆の反応で戸惑う。

●土井正三

巨人軍選手。滝に続きウルフの殺人スライディングの第二の犠牲者になってしまう。

●審判④

殺人スライディングを防いだ蛮のプレーは走塁妨害ではないかという村山監督の主張を否定する。

●後楽園球場職員

巨人ベンチ内で首を負傷した蛮を手当する球場の職員(若しくは医師)

●夢の中の観客

蛮の夢の中に出てきた理香の周りでデレデレする男たち。

●牧野茂コーチ

ヤクルト戦で眉月に向かって作戦がバレる野次を飛ばそうとした蛮を叱りつける。

●驚くアナウンサーと解説者

昨年までと一変したヤクルト打線の躍進に驚く。サングラス姿が特徴的。

●渡辺秀武

巨人軍選手。長身とやや気の弱い性格のギャップから「メリーちゃん」と呼ばれる。

●藤田元司コーチ

巨人軍コーチ。ヤクルト打線に押される渡辺を一喝する。

●淡河(おごう)弘

ブルペンで蛮の相手を務めるもノーコンに手を焼き、せめて外角高めにこい!と指示を出した途端、ど真ん中に来たボールが顔面に直撃する。

●デーブ・ロバーツ

ヤクルトアトムズの四番打者。蛮を見て「オー ルーキー ヒヨコピッチャー・・・」と日本的な言葉で挑発する。

●オートバイに乗る神宮球場職員

専用オートバイで蛮をマウンドまで運ぶ。

●山崎マネージャー①

何故かド派手な模様のスーツを着用する巨人軍マネージャー。

●神宮球場の観客

神通力が失せたように沈黙したヤクルト打線もノーコンの蛮も野次る。全員不細工である。

●眉月のファン

「キャ~ステキ~~」と黄色い声援を送る女性ファン。


 

第4章「執念の章」登場人物

 

●サイン盗み要員の男

ハート模様の悪趣味なスーツを着用。捕手のサインを確認後、鏡の反射で球種をヤクルト打者に知らせる。

●作戦中止を告げる男

サイン盗みが通じない番場の登板により作戦中止を告げる。ダイヤ模様の悪趣味なスーツを着用。

●予想する解説者

二刀流でつかわれてきた番場選手について、川上監督が近い将来投手一本で進ませるだろうと予想する。

●同意するアナウンサー

番場選手が投手一本となった場合、ノーコンを克服して先発投手として見てみたいと期待する。

●争う子供たち

蛮から受け取ったウイニングボールを激しく取り合う子供たち。

●牛乳配達員

巨人の宿舎前を自転車で通過した明治牛乳の配達員。

●新聞配達員①

牛乳配達員と爽やかに挨拶を交わす新聞配達員。

●老婆と赤子

明治神宮を散歩していたが、蛮の大声に驚きひっくり返る。

●食堂の店員

一人にしては多すぎる蛮の注文を聞いて後から連れが来るのかと尋ねる。

●宮本武蔵

神頼みの蛮を見て眉月が、かつて宮本武蔵は「神仏をあがめてたのまず」と自らを𠮟りつけたと語る。

●眉月の車

理香を助手席に乗せて運転する機会が多いオープンカー。

●コーラ売り

神宮球場の観客席でコーラを販売。

●絶賛する解説者とアナウンサー

蛮のコントロール改善を高く評価する。

●福富邦夫

ヤクルトアトムズの一番打者。蛮を軽視していたがノーコンが改善され打ち取られる。

●眉月ファンの女学生たち

「カ~ッコイイ!!」とストレートな黄色い声援を送る。

●ホットドッグ売り

客席の理香に見とれてボ〜ッとしている所を邪魔だと他の客に怒鳴られる。

●敬礼するヤクルトファン

蛮を打ち崩した眉月に感謝の敬礼をするファンたち。独特な風貌である。

●井上コオ先生と思われる人物の彼女

観客席にいた井上コオ先生らしき人物に肩を抱かれる女性。

●サングラスの記者

蛮を打ち破った眉月にその秘密を訪ねる。

●メンバー表を売る女性

甲子園球場前で通行人に「メンバー表どないだす!?」と声をかける。

●チンピラ風解説者とアナウンサー

巨人対阪神戦の観客同士の野次合戦を聞いて笑う。

●江夏豊

阪神タイガース投手。その豪速球で巨人の打者を次々に打ち取る。大回転魔球の公式デビュー戦で蛮に死球を与えてしまう。

●余計なことを伝える記者

ノーヒットノーラン達成寸前に気付かなかったことでウルフの出塁を冷静に処理した蛮に試合後にそのことを伝える。


 

第5章「友愛の章」登場人物

 

●球団事務所受付の女性

東京・銀座にある読売巨人軍球団事務所の受付嬢。

●球団代表

読売巨人軍球団代表。八幡の解雇に抗議する蛮に正論で返すも、非情なプロの世界で人間の血の熱さをあびせられたとも感じる。

●驚くアナウンサー

大リーグの覇者、ボルチモア・オリオ-ルズと日本野球との実力差に驚く。

●戸惑う解説者

オリオールズ戦で無名の八幡が代打に起用されたことに戸惑う。以降も度々登場。

●騒ぐ観客

オリオールズに歯が立たない日本野球の不甲斐なさに怒り、入場料を返せと騒ぐ。

●乱入する男

酔った勢いでグラウンドに乱入し、あっという間に退場させられる。

●ブタ鼻の男

大リーグの猛者を相手にひけをとらなかった蛮を絶賛する。

●スクープを狙う記者

長島、王の年俸がどれ位アップしたのか本人に直撃取材する。

●小柳ルミ子(ポスター)

蛮と八幡の部屋に貼っている人気タレントのポスター。

●酒・女

人気者になった長島を誘惑するイメージ。

●長島の息子

長島の回想に登場。氏名は明かされず。

●長島の妻

長島の回想に登場。長島は家庭、妻、愛児さえも、そこにおぼれては野獣のキバをにぶらせると語る。

●スキー客

飛騨山中に山籠もりに来た蛮と八幡の背後にいたスキー客たち。

●クマ

飛騨山中で特訓中に八幡がクマを見かけたと大騒ぎする。※八幡の勘違い

●ゴリラ

飛騨にクマが現れるわけがないと蛮に否定された八幡が予想する巨大な影の正体。※八幡の勘違い

●ラーメン屋店員

飛騨の特訓を終え下山した蛮と八幡が立ち寄ったラーメン屋の女性店員。

●雪ダルマ

飛騨の山中で出会った大砲を模して蛮が作った雪ダルマ。

●ウォーリー与那嶺監督

中日ドラゴンズ監督。怪童大砲をスカウトする。後に太刀風もスカウトするか球団内部で議論となるが断っている。

●テレビ局アナウンサー

大砲とその家族、ウォーリー与那嶺監督にインタビューする。

●大砲の兄弟たち

11人の弟と妹がおり、更に母は妊娠中である。

●大砲の母

「万作の母だすハイ」と赤ん坊を抱いて笑顔で登場する。

●大砲の父

「ゴメンてまえ」とハチマキを巻いて登場する。

●大砲の祖父母

祖父は杖をついているものの二人とも笑顔で元気に登場。

●同席していた男

蛮と八幡が高山駅から乗車した電車内で同席していた男。いきなり大声を出して気合を入れる二人に驚く。


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